本田圭佑選手といえば、鍛え上げられた筋肉が魅力です。
大柄な外国人選手相手でも当たり負けしない強いフィジカルは、その肉体があってこそです。
30歳を超えた現在でも、筋肉美は健在で日々の厳しい筋トレや体幹トレーニングが本田圭佑選手の肉体を作り上げています。
今でこそ、屈強な筋肉を維持していますが、意外にも学生時代は体が細く周囲が心配するほど弱々しかったといいます。
しかし、世界一のサッカー選手になる事が目標だった本田圭佑選手は、努力して見違える程の肉体を手に入れました。
いかにして現在の筋肉を作り上げたのか詳しく見ていきましょう。
目次
本田圭佑選手の筋肉画像

20代の頃の最も出来上がっている時の肉体です。大胸筋と内腹斜筋(腹筋の横)が見事に盛り上がっているのが良く分かります。日々のトレーニングの賜物です。

試合に勝利し、サポーターに向けてガッツポーズしている映像です。こう見ると上半身の上腕二頭筋や上腕三頭筋もよく鍛えられているのが分かります。

試合後の一幕です。遠目からでもシックスパックが綺麗に分かれているのが見て取れます。全体的にもバランスよく鍛えているのが分かる映像です。

こちらも試合後のリラックスした状態です。リラックスしていても腹筋は割れています。

こちらは、以前スポンサー契約していたガガミラノの腕時計の宣伝用画像です。体にオイルか霧吹きで濡らし肉体美を誇張拡大させていますが、筋肉には加工処理はされていませんのでご安心下さい。
筋肉画像まとめ
こう見てみますと20代の頃の筋肉は、躍動感にあふれ肉厚なのが分かります。30代に突入した現在でも若干、大胸筋が薄くなってきた感じはありますが、まだまだ世界で戦える屈強な体は健在です。
30代を超えると、肉体的にも衰えを感じ始める時期ですが、ストイックな本田圭佑選手は更に練習量を増やし、若い選手にも負けない体を作り上げる事でしょう。
サッカー日本代表の体脂肪率

ハリルホジッチが監督だった時に、日本代表選手たちの体脂肪率を調べました。
こちらの画像では見えにくいですが、白色が11%以下の選手で問題無し・黄色が11%台で注意が必要の選手・赤色が体脂肪12%以上の体脂肪が高い選手と振り分けたのです。
失格の烙印を押された形の赤色組ですが、ハリルホジッチ氏に「赤い印の国内組はフィジカルの準備ができていない」と一括されました。
ハリルホジッチ氏が、当時期待していた宇佐美貴史選手はワースト3位の14.1%でした。ワースト1位は、興梠慎三選手で16.4%でした。
国内組は体脂肪率が高め?!
海外組で、赤色だったのが川島永嗣選手と吉田麻也選手だけでしたが、国内組の代表選手は、全体的に体脂肪率が高い傾向にありました。
走り込みなどの走行距離と体脂肪率というのは密接な関係にあり、国内組は走り込みやランニングなどの練習が、海外組に比べ少ないという見解です。
当時ハリルホジッチ氏が心配していたのは、ただ単に体脂肪率が高いのがダメというのではなく、体脂肪率が12%以上になると、怪我が多くなるというデータがある為です。他にも理由がありますが、選手たちの事を思い改善を求めたのです。
本田圭佑選手の驚異の体脂肪率
代表選手の中でも群を抜いて体脂肪率が低かった選手が、本田圭佑選手でした。その数値は驚異の5.5%です。
ストイックの塊で、練習でも食事の面でも気を遣う本田圭佑選手の日常が、数値で現れた形となりました。一見細身に見える香川真司選手は10.4%ですので、香川真司選手よりも約半分の体脂肪しかないのが驚きです。
しかし、低すぎる体脂肪というのも気を付けなければいけません。次のような危険性があるというのも認識しなければいけないのです。
①風邪をひきやすくなる
②心筋梗塞や動脈硬化といった病気にかかりやすくなる
③体温が低下する
体脂肪率が低ければ低いほど、プロのアスリートという感じがしますが、このようなリスクもあるというのも、頭の片隅に入れて置かなければいけません。
ちなみに、日本人男性の18歳~30歳までの体脂肪率の平均値は14%~20%です。興梠慎三選手は16.4%で日本代表の中では、ワースト1位ですが、日本人男性としたら平均値ですのでご安心下さい。プロサッカー選手として高めなだけです。
①本田圭佑選手の肉体を作る4つの条件とは?(筋トレ)
普段はサッカーの練習の他に、筋トレをメインで体を鍛えています。やはり重要なのは下半身の強化で足腰を徹底的に鍛えます。
こちらは、レッグプレスマシーンという下半身を鍛えるマシーンで見た目以上にキツイです。こちらのマシーンで試合中の瞬発力やジャンプ力を鍛えるのです。
上半身もトレーナーの元、BIG3と言われるベンチプレス・スクワット・デッドリフトはやっている可能性は高いです。
本田圭佑選手は、一流クラブを渡り歩いているので、トレーニング施設は充実しており、トレーナーも付いている事が多いので、環境的には恵まれています。
②本田圭佑選手の肉体を作る4つの条件とは?(体幹トレーニング)
本田圭佑選手は、体幹というのも重要視しています。体幹を鍛えることによって、相手選手がぶつかって来たとしても簡単には倒れないのです。
本田圭佑選手の持ち味である「キープ力」も、体幹とボディーバランスの強化によるものです。体幹とは、体の中心である胴体の強化でもあります。人間の体は首と腕と足は全て胴体で繋がっており、胴体を鍛える事で軸がぶれずに当たり負けせず、ボールを長い間キープできるのです。
体幹のトレーニング方法はこちらの動画が参考になります。
こちらのトレーニング方法は、自宅で簡単に行えますので、体幹を鍛えたい方はやってみましょう。
③本田圭佑選手の肉体を作る4つの条件とは?(食事)
本田圭佑選手は、食事にも異常なまでの拘りを持っています。まずは、高校時代にまでさかのぼります。
学生時代から、毎日日記を付けていた本田圭佑選手は、3食の食事内容も詳しく書きこみ、栄養素に至るまで詳細に日記に書き記していたといいます。
「食事もトレーニングの一部」と位置づけ、カロリー計算までして食事を摂っていたそうです。
その精神は、プロになってからも変わらず、野菜などを中心にバランス良く摂取するといいます。食べ方も最初は野菜から始まり、その後肉などのタンパク質などを摂るようにしています。
白パスタとは?
食事の中でも有名な話が、本田圭佑選手のパスタの食べ方です。パスタは直ぐ体内でエネルギーに変わる為、スポーツ選手にとっては欠かせない食べ物です。
試合前に食べる事が多いパスタですが、本田圭佑選手は、パスタにオリーブオイルをかけただけの「白パスタ」しか食べないといいます。本場イタリアでは「パスタ・ビアンカ」という名称でポピュラーな食べ方ですが、日本人がこの食べ方をする人は、ほとんどいないそうです。
これは、自身の体を考えての事だと思いますが、ここまでできるスポーツ選手は、あまりいないでしょう。
④本田圭佑選手の肉体を作る4つの条件とは?(生活習慣)
一流の選手として、世界各地を飛び回り忙しい日々を過ごしていますが、睡眠というのも重要になってきます。
本田圭佑選手が、ある取材を受けていた時のエピソードですが、夜10時を廻り気を使った記者が、取材を終了しようとした時に「まだいける」と話したのです。
どんなに夜遅くなったとしても、朝の7時には目が覚めるそうで、しかも体調は悪くならないといいます。
元々朝型の体質で、目覚まし時計などなくても7時になれば、簡単に起きられるそうです。これは、幼少期に育ててくれた祖母の影響で、たとえ日曜日でも遅くまで寝ていたら、たたき起こされたといいます。
その幼少期の習慣が今でも残っていて、朝7時になると自然と目が覚めてしまうそうです。
朝早く起きて、トレーニングに打ち込むという生活習慣が、本田圭佑選手が一流の選手になった秘訣かもしれません。
本田圭佑選手の筋肉に纏わる噂を検証
小学校時代はガリガリの少年
こちらの画像をご覧下さい。

小学校時代の体ですが、痩せ型だった事が分かります。しかし、負けず嫌いだった本田圭佑選手は、人一倍練習して這い上がっていったのです。
当時は、体力もスピードも無かったので、小学生の時に所属していた摂津FC時代を知る人は、今の変わりように驚いているそうです。
怪我でトレーニング出来なくてもチャンス
何でもポジティブに捉える本田圭佑選手は、怪我をした時でもチャンスと捉えてしまいます。
怪我をして足が動かせなくても、不足しがちな上半身の強化に取り組んだり、左右のバランスを整えたりとやる事は盛りだくさんだといいます。
一度怪我をしてしまうと、その恐怖心から思い切ったプレイが出来なくなってしまうといいますが、本田圭佑選手の場合は関係無いようです。
筋肉のつき方が違う

本田圭佑選手が、ボクシングのメイウェザーとマクレガーの写真を見てツイッターにつぶやいた一言なのですが、これが思わぬ大反響となったのです。
今まで、自身の体を鍛えてきたからこそ、思い当たる節があったのかもしれません。ジャンルは違うものの同じアスリートとして、見るポイントは、やはり筋肉という事なのでしょう。
確かに、同じ格闘家でもこれほどまでに体つきが違うというのも驚かされます。
世界の一流サッカー選手の筋肉を公開

やはりサッカー選手で筋肉と言ったらロナウド選手。ボディービルダーのような見事な筋肉は、常人離れしたトレーニングで作り上げられたものだといいます。
過酷すぎる筋トレメニューをこなし、腹筋は1日3000回とも言われています。

アルゼンチンの英雄メッシ選手の上半身です。意外にも筋骨隆々という訳では無く、平均的な筋肉です。
写真を撮られた時がオフで、体がビルドアップされていなかったのかもしれません。

ペレの再来とも騒がれたネイマール選手です。体はやや細身ながら、見事な筋肉美を見せてくれます。
この体一つで年間何百億円も稼ぎだします。

レアルマドリードにも在籍した事のあるイケメンサッカー選手のハメス・ロドリゲス選手です。
均整の取れた美しい肉体の持ち主です。

日本のゴールキーパー川島永嗣選手も負けていません。ゴールキーパーがこれほどまでに体を鍛える選手が今までいたでしょうか。
ポーズのやらされている感が気になりますが。
①サッカー選手の筋肉・裸に関する疑問
試合中に裸になるのは禁止
以前は、特におとがめなしだったのですが、途中から禁止になった行為です。裸になった場合、非紳士的行為として、イエローカードが出ます。
ロナウド選手は、禁止されているのが分かっているにも関わらず、たまに脱いでしまいます。テンションが上がってしまうのか、余程自分の肉体を見せたいのか本人にしか分かりません。
日本人のサッカー選手はタトゥーを入れない?
外国のサッカー選手は、ファッション感覚や家族の名前をタトゥーにして体に刻みますが、日本人は入れる人は少ないようです。
タトゥーを入れない理由は、タトゥー(入れ墨)=そっち系という認識が未だに根強く残っているからだと思われます。
②サッカー選手の筋肉・裸に関する疑問
タトゥーはパフォーマンスに影響する?
タトゥーを入れる事により、発汗機能や体温調節機能を阻害したり、タトゥーのインクが皮膚に浸透し、血液の循環に悪影響を及ぼすという研究結果をドイツの大学教授が発表しました。
タトゥーの面積が広ければ広いほど、その影響は大きくなるようです。
サッカー選手は細マッチョ系が多い?
日本人のサッカー選手ですと、確かに細マッチョ系が多い気がします。香川真司選手や長谷部誠選手、乾貴士選手などが思い浮かびます。
過去にも元サッカー選手の中田英寿さんも細マッチョですし、武田修宏さんも細マッチョでした。日本人の場合ですと、いくら鍛えても中々体が大きくならないというのも理由かもしれません。しかし、無駄な筋肉が少なく動き回れるというメリットもあります。
ユニホーム交換はしたくない?
試合後、お互いの健闘をたたえ合い、ユニホーム交換をする場合がありますが、日本人にはキツイそうです。外国人によっては、体臭がキツイ場合があり、ユニホームに香水などが、かなりかけられているといいます。
その為、交換したユニホームを着ずに、裸のまま肩にかけたりしている選手もいます。
まとめ
やはりここまでの筋肉を付ける為には、相当な努力が必要という事が良く分かりました。
しかも、ただ体を鍛えれば良いという事ではなく、トレーニング+体幹+食事+生活習慣という4つのバランスが合わさって、初めてあれだけの肉体を手に入れる事が出来るのです。
日本人は、食の欧米化に伴い、若い方でも肥満が増え続けています。
本田圭佑選手のストイックさを少しでも見習えば、メタボリックな人も減少するでしょう。
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