日本中が熱狂した日本代表VSコロンビア代表は、見事に日本代表が勝利しました!!
って知ってますよね?
ブログ管理人のyoshiは、3連敗の予言とフォワードの大迫勇也選手の無得点を予言していましたが、見事に外しました!
良い意味で裏切ってもらい有難いかぎりです。
今回は、日本中の誰もが予想だにしなかった日本代表の勝利を紐解いていきましょう。
日本代表が勝利した4つのポイント
①コロンビア代表のエースハメス・ロドリゲスの不在

足の怪我の影響で、先発出場が出来なかったハメス・ロドリゲス。
ハメスがいるのといないのとでは、全く別のチームになってしまうコロンビア代表ですが、頼みの綱はやはりファルカオになってきます。
コロンビア代表も積極的にボールをファルカオに集めますが、中々チャンスが作れないでいました。
今のコロンビア代表は、良い選手が揃ってはいるものの、得点源はファルカオとハメスの二人が揃わなければ厳しいです。
②序盤のレッドカード

試合開始早々、僅か3分でコロンビア代表のミッドフィルダーのカルロス・サンチェスが故意のハンドで、一発レッドカードを貰いました。
PKを貰った挙句、一人減ってしまうという状況に日本中は歓喜の渦と化しました。
しかし、あの場面でハンドしていなかったら確実に香川真司選手はゴールを決めていたでしょう。
※帰国後のカルロス・サンチェスの安否が心配です。
【PK真司で大丈夫?】

PKとなりましたが、ここで一抹の不安が・・・。香川真司選手がキッカーで大丈夫だろうか?
3年前にもなりますが、2015年のアジアカップでのPKの失敗が頭をよぎりました。
そうです。香川真司選手はプレッシャーに弱いのです。
不安の中、見事にPKを決めた香川真司選手は、これでかなり自信がついたはずです。
得点も決められ、一人少なくなったコロンビア代表は、一気に不利な状況となりました。
③怪我のハメス・ロドリゲスの投入

数的不利になったコロンビア代表のペケルマン監督は、守りを固めるのではなく攻撃重視の布陣を敷きます。
怪我の影響で、思うようなプレイが出来ないエースのハメス・ロドリゲスを満を持して投入しました。
しかしこれが思わぬ大誤算を招きます。
随所に天才的なプレイは見せますが、体が重くバイエルン・ミュンヘンで見せる、いつものキレの良さがありません。
それどころか、思うようなプレイが出来ないフラストレーションから、ラフプレイに走りイエローカードを貰ってしまう始末です。
結果論ですが、これなら無理してハメス・ロドリゲスを使う必要はなかったのではないでしょうか。
④日本代表を甘く見ていた

個人的には、ここが一番大きかったと見ています。
事前の強化試合では、最終戦のパラグアイ代表には勝ったものの、その前のガーナ戦やスイス戦では全く良いところがなかった日本代表メンバー。
※親善試合で戦ったパラグアイ代表は、ほぼ2軍のメンバーです。
この状況をコロンビア代表は知っていたはずなので「簡単に勝てる相手」と見られていたのは間違いありません。
それに、コロンビア代表の選手の一人も「日本代表なんて大したことは無い」と発言しております。
確かに、4年前のブラジルワールドカップでは、コロンビア代表の控えの選手でも勝てなかった日本代表だったので、舐められて当然だったのかもしれません。
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コロンビア戦の試合内容

日本代表がワールドカップで南米相手に勝利したのは、初めての快挙です。
この事については、素直に賛辞を贈りたいですが、試合内容はどうだったでしょうか?
試合運び
序盤から11人対10人という数的有利な状況になった日本代表ですが、前半はそれをほとんど感じさせないような互角の試合運びでした。
相手側は、人数が少ないものの積極的に攻め込んでゴールを狙います。
日本はというと、つまらないパスワークで攻める姿勢が見られません。
後半になってくると、コロンビア代表の方が疲れが見え始め、日本代表のボール支配率が増加し縦パスも通るようになりましたが、いつものバックパス主体のサッカーで、イライラする場面が多く見られました。
フジテレビのバイキングにインタビューに出ていた年配の女性に、日本はバックパスばかりしてラグビーサッカーか?と揶揄されていました。
今回にかけては、時間稼ぎの役割があったのかもしれませんが、もしコロンビア代表の方が数的有利な状況なら、一方的に攻められていたはずです。
パスミスやシュートミスが多い
連係不足からパスミスを出したり、決定的な場面でのシュートミスが目立ちました。
枠を捉えられない事が多く、これではいくらミドルシュートを打っても入りません。
日本代表選手の総評

川島永嗣選手
ワールドカップでの経験は生かせるものの、守備の不安定さは否めません。
キンテロのフリーキックも入っているにもかかわらず、見苦しい言い訳も見ていて不快でした。
今はVARがあるので、いくら不正をやっても見抜けてしまうのです。
個人的には、第二の守護神である東口順昭選手の方が良いような感じもしますが、国際経験が少ないのであまり変わらないかもしれません。
強化試合でも、3人のゴールキーパーが試されましたが、特に突出した選手はいなく、経験を買われて川島永嗣選手に決めたのではないでしょうか。
長友佑都選手
長友佑都選手は、30代とは思えないような見事な走りっぷりを見せてくれました。
ディフェンスもシュートを打たせない、献身的な守りを見せ大活躍してくれました。
今回は、得意のクロスがあまり見られませんでしたが、次回は長友佑都選手からのクロスでの得点が見たいです。
昌子源選手
土壇場になって、西野朗監督はセンターバックを昌子源選手に変えてきました。
今までは槙野智章選手が優勢に見られていましたが、スイス戦でのプレイが良くなかった為、昌子源選手に変えたのだと思います。
しかし、この采配がズバリ的中し、昌子源選手は見事な活躍を見せ、日本代表の勝利に大きく貢献しました。
おそらく最後まで、先発は昌子源選手で行くのではないでしょうか。
吉田麻也選手
ディフェンスの要である吉田麻也選手ですが、ピンチをかなり防いでくれましたが、イエローカードすれすれのプレイで冷や冷やする場面が多く見られました。
審判によっては、イエローカードを出したりペナルティーエリア内でのファウルはPKに繋がってしまうので、注意して欲しいです。
たまにキーパーとの連携がうまくいかず、やらかしてしまう場面もありますので要注意ですが、コーナーキックからの高さを生かしたヘッドには期待しています。
酒井宏樹選手
コロンビア戦では、あまり目立った活躍が見られなかった酒井宏樹選手ですが、惜しいシュートもあり今後に期待できます。
長谷部誠選手
長谷部誠選手も年齢からくる衰えからか、目だった動きは感じられませんでした。
柴崎岳選手
中盤の要として正確なパスを出したり、ゲームメイクはきちんと出来ていた印象です。
外してもいいので、リーガで見せている豪快なシュートも見てみたいです。
原口元気選手
今回もよく走って、相手の攻撃の芽を潰していました。
原口元気選手がいる事によって、日本代表の動きが活性化します。
香川真司選手
序盤こそPKを決めたり動きは良かったものの、後半はばててしまったのか良いところがありませんでした。
解説の岡田前監督も香川はほとんどボールに触れていないと発言していました。
その状況を察してか、後半からは本田圭佑選手に変えられていました。
乾貴士選手
日本期待のスピードスターは、日本代表のキーマンになるはずでしたが、決定的な場面でシュートミスをするなど精彩を欠きました。
乾貴士選手らしからぬプレイが目立ち、これでは西野朗監督お気に入りの宇佐美貴史選手に変えられてしまうかもしれません。
大迫勇也選手
何度か得点を奪う場面がありましたが決め切れず前半を折り返しましたが、後半にようやくヘッドで得点を奪えました。
この成功体験を次のセネガル戦とポーランド戦にも生かして欲しいです。
山口蛍選手(途中出場)
途中出場ながら、献身的に守備をしていました。
ワールドカップではサブ的な使いになるでしょう。
本田圭佑選手(途中出場)
途中出場を果たした本田圭佑選手。
ワールドカップ3大会連続出場は素晴らしいですが、その経験を感じさせない見事な低調ぶりでした。
見せ場は、コーナーキックからのアシストのみで、大事なところでパスミスをして、あわや失点という場面が多少見られました。
トップ下に本田圭佑選手と香川真司選手しかいないなら、大迫勇也選手と武藤嘉記選手のツートップの方が機能するような気がします。
岡崎慎司選手(途中出場)
いつものように最後の捨て駒のような使われ方はされなかったものの、存在感は見せられなかった岡崎慎司選手。
全盛期のエースストライカーだったころの面影は微塵も無く、得点を決めてくれそうな感覚は皆無に等しかったです。
まとめ

結果的には、2-1で勝利してのは素晴らしい事です。
しかし、試合内容は褒められたものではありません。
今後の課題としては、
①パスミスを減らす
②シュートは枠の中に入れる
この点を重視して練習して欲しいです。
次回もこの勢いに乗りセネガル代表とポーランド代表に勝ちましょう!
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