今年のロシアワールドカップでは、一体どこの国が優勝するのでしょうか?
今回のワールドカップでも、順当に勝ち名乗りを上げた国もあれば、FIFAランク上位のイタリアやオランダ、チリなどが出場できないと予選でも波乱が起きていました。
厳しい予選を勝ち抜いてきた、それぞれの地区の代表国も国の威信をかけての戦いとなります。
ワールドカップでは、決して強いチームが勝ち上がるのではなく、勝ったチームが強いという名言もありますが、今までの実績や最終予選の結果から優勝候補を導き出していきます。
目次
クラス別に分けてみる
こちらは、独断と偏見で代表チームのレベルをクラス別に分けてみました。
Aクラス
①ドイツ
②ブラジル
Bクラス
③フランス
④ベルギー
Cクラス
⑤アルゼンチン
⑥スペイン
⑦ポルトガル
個人的には、月並みですが決勝はドイツ代表VSブラジル代表になるのではないかと見ています。
この2ヶ国は他の国に比べ、群を抜いて強いです。
ダークホース的な存在は、フランス代表とベルギー代表で優勝は難しいかもしれませんが、上位に食い込む可能性は高いです。
その他にもスペインやアルゼンチン、ポルトガルも確実に1次リーグは突破してくるはずなので、ドイツやブラジルにとっても怖い存在となるはずです。
今回選んだ、この7ヶ国から優勝国が出ると予想します。
ロシアワールドカップの優勝候補(予想)はドイツ

ブログ管理人yoshiのロシアワールドカップ優勝国の予想はドイツと見ています。
ドイツが優勝すれば、ブラジルワールドカップに続いて2連覇という事になりますが、成し遂げてしまいそうな勢いです。
ドイツ代表というのは、近年のワールドカップでも常にベスト4に入る安定感を見せていますし、今回も間違いなくベスト4以上に上がって来るでしょう。
バロンドールを取れるような、突出した選手はいないものの、全体的な選手のレベルは高く選手層も厚いので怪我などで主力選手が出られなかったとしても、いくらでも代役がいるので心配はありません。
ドイツ代表の優勝の根拠
ロシアワールドカップ最終予選で、ドイツ代表は10戦中10勝と圧倒的な強さでワールドカップ行きを決めました。
得失点差を見ても43得点4失点と異次元のレベルの強さです。
歴史的に見ても、ワールドカップ出場回数18回・優勝回数4回と申し分ありません。
FIFAランクも現時点で1位となっています。
①最終予選での圧倒的な強さ
②サッカーの歴史が長く実績十分
③FIFAランク常に上位
④選手層の厚さ
直近で行われたコンフェデ杯でも優勝する等、盤石の強さを見せています。
ドイツ代表の注目選手

フォワードで言えば、トーマス・ミュラーが注目選手という事になります。
ミュラーは、20歳の南アフリカワールドカップから代表で活躍していましたが、この時はまだ代表で5試合しか出場していなかったにもかかわらず、6試合で5得点も決めてしまったのです。
前回のブラジルワールドカップでも、7試合に出場し5得点と2大会で10得点も一人で叩き出しています。
今回のロシアワールドカップでも、得点を量産するのは間違いないとみられ、記録を更新するはずです。
クローゼの記録を抜けるか?
ワールドカップの得点記録を持っているのは、同じドイツ代表だったミロスラフ・クローゼです。
元ドイツ代表で、2002年の日韓共催ワールドカップから出場し、前回のブラジルワールドカップまでで、24試合・16得点を決めています。
記録を更新するには7得点も決めないといけませんが、ミュラーには是非とも記録更新を狙って頂きたいです。
もし今回記録が更新できなかったとしても現在28歳です。次回のワールドカップで32歳とまだまだ代表で活躍できる年齢ですので、次で更新すれば問題無しです。
ドイツ代表の不安材料?
ドイツの堅守を担う重要な役割を果たすゴールキーパーですが、ドイツ代表には絶対的な守護神ノイアーがいます。
しかしノイアーは、昨年の9月のトレーニング中に左足中足骨を骨折してしまいました。
手術は成功し、リハビリに励んだおかげで今年何とかボールを使った練習ができるまでに回復しました。
ドイツ代表にとってノイアーは欠かせない存在で、ゴール前に立っているだけで威圧感を感じ、得点が取れないのではないか?といったオーラを醸し出しているといいます。
怪我から復帰したばかりで出場は微妙ですが、監督としては絶対に使いたい選手ではあります。
もしノイアーが出られなかったとしても、バルセロナで活躍するテア・シュテーゲンや、レバークーゼンのベルント・レノが控えていますので、全く問題はありません。
ロシアワールドカップの優勝候補(予想)ブラジル

個人的な予想としてはドイツ代表を優勝候補としましたが、ネットやサッカーの専門家、元サッカー選手、サッカー記者などの下馬評では、圧倒的にブラジル優勝を唱えている方が多いです。
サッカー王国としてFIFAランクでも長年上位に君臨しているブラジル代表は、過去にも数々の名プレイヤーを排出してきました。
サッカーの王様ペレを筆頭に、サッカーの神様ジーコ、ワールドカップでスターとなったロナウド等々読み上げたら切りがありません。
ブラジル人は元々身体能力が高いのが特徴で、サッカーのみならずバレーや格闘技でも無類の強さを発揮します。
そんなスポーツ万能の国民性だけあって、特にサッカーにかける思いは人一倍あるのですが、貧困から抜け出す手段がプロサッカー選手しかないというのも原動力となっています。
ブラジル代表の最終予選での成績
世界的にも非常に厳しい南米予選ですが、ブラジル代表は難なく首位突破を果たしました。
得点は41得点の11失点と得点と失点の最多・最小記録を更新しました。
これは、攻撃力と堅守を兼ね備えた恐るべきチームという事になります。予選では4試合を残したまま世界最速でワールドカップ出場を決まていますので、本大会でも期待が持てます。
代表メンバーを固定しているのも好調な秘訣ですが、こちらもドイツ代表同様、選手層が厚いので替えの選手はいくらでもいるので問題は無いです。
ブラジル代表の注目選手

ブラジル代表の注目選手は勿論ブラジルのエースネイマールになります。
前回大会のブラジルワールドカップでは、無念の負傷退場となってしまいましたが、今回のロシアワールドカップでも、前回同様ゴールを決めてくれる事でしょう。
ブラジル代表としても77試合で52得点と歴代で4位の記録を持っており、サッカーの王様ペレの92試合77得点に迫る勢いです。
ネイマールは現在26歳ですので、記録を抜くのは時間の問題かもしれません。
ブラジル代表の不安材料?
ネイマールは現在パリ・サンジェルマンに所属していますが、今年の2月に試合中相手と交錯した際、右足首を負傷してしまいました。
この怪我がかなりの重傷で、母国のブラジルに帰って手術を受ける程でした。
現在では、足の調子も回復傾向にありますが、また痛みが再発する可能性もありますので心配な状況です。
層が厚いとはいえ、エースネイマールの不在はワールドカップでの勝利に不可欠ですので、足の怪我の状態いかんでは優勝予想にも影響が出てきます。
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前回大会のリベンジ
前回大会のブラジルワールドカップでは、準決勝で対戦したドイツ代表に7-1という大差を付けられて敗退しています。
本国での開催で、優勝を狙っていただけに悔しさはひとしおのはずです。
特にドイツ戦にかける意気込みは半端ではないはずなので、もし決勝で戦った場合、命を懸けて挑んでくるはずです。
試合をしたとしても、ドイツ代表とブラジル代表では実力的には大差はないので、最後は気持ちの勝負という事になります。
ブラジル代表には、前回大会のリベンジを果たして頂きたいです。
①今大会のダークホース【フランス代表】

優勝候補(予想)には入っていませんが、ダークホース的な存在として期待されているのが、フランス代表です。
若手が主体となって今大会に臨む訳ですが、代表監督がデシャン監督に就任して以来、勝率は62%と高い数字を出しています。
欧州予選でも1位通過し、過去最高成績での予選通過となったのです。
現在でのFIFAランクでも9位と好調で、若手の代表選手がしっかり育っているのが良く分かります。
フランス代表の注目選手

最も注目すべき選手は、マンチェスターユナイテッドに所属するポール・ポグバになります。
年齢は25歳ですが、191㎝という長身を生かした攻撃力と高さを武器に、フランス代表でも活躍しています。
フランス代表の勝利のカギはポグバにかかっており、ボールをいかにポグバに集めるかで勝敗が変わってくるのです。
U-20のワールドカップでフランス代表は優勝しましたが、ポグバを主体にしたチーム作りが功を奏した形となりました。
その他にもイケメンストライカーのグリーズマンもいますので、フランス代表も台風の目になりそうです。
②今大会のダークホース【ベルギー代表】

ベルギー代表も今回のロシアワールドカップでダークホースとして注目されています。
サッカー通の間では、ベルギー代表が優勝するのではないかと優勝予想されていますが、それを裏付ける結果を欧州予選で出しています。
欧州予選H組に入ったベルギー代表は、9勝1分けと好成績を収め、欧州予選一番乗りでワールドカップ出場を決めました。
ベルギーサッカーは「とにかく負けない」のが特徴で、現在はFIFAランク3位ですが、一時は1位を取るなど躍進しました。
選手一人ひとりのレベルが高く、ほとんどの代表選手はビッグクラブで活躍しています。
ベルギー代表の注目選手

ベルギー代表の注目選手は、フォワードのロメル・ルカクです。
裏抜けが出来たりシュートセンスもあるので、万能型のストライカーと言われています。
ベルギー代表でも66試合に出場し、33得点を上げていてベルギー史上最高のストライカーと評されています。
日本代表もベルギー代表と親善試合を行いましたが、ルカクを警戒していたにもかかわらず、得点を決められてしまいました。
日本代表が優勝する可能性
日本人ですので、日本代表に優勝して欲しいのはやまやまですが、現実はかなり厳しいです。
日本代表の目標としては、1次リーグ突破というのを目指して欲しいです。
▼日本代表が1次リーグを突破するには?▼
日本代表の本田圭佑選手は、今回もワールドカップに出場するからには優勝を目指すと、いつものビッグマウスぶりを発揮していましたが、どこの国の優勝予想でも日本というのは入っていません。
日本国民ですら優勝できると考えている人は皆無でしょう。
まとめ
今回のロシアワールドカップでは、決勝でドイツ代表とブラジル代表が当たり、僅差でドイツの2連覇というのが私の予想です。
しかし、実際はどちらが勝ってもおかしくないですし、過去のデータから見ても、ワールドカップで2連覇を果たすのは相当難しい事なのです。
サッカーの場合ですと、あまり波乱というのは起きにくいので、ほとんど順当に強豪国が上位に来るのは目に見えていますが、アジア勢も今回ばかりは、1勝も出来なかったという事がないように、頑張って欲しいです。
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