ロシアワールドカップで着用するユニフォームの独自ランキングが発表されました。
気になる日本代表のユニフォームの順位は4位と大健闘です。日本のネット上では賛否が分かれており批判する意見が多いのですが、世界的に見ると評判は上々のようです。
伝統的な藍色をベースとして、今回は「刺し子柄」を採用し今まで日本サッカー界を築き上げてきた選手やサポーターやスタッフ達を紡ぐといった意味合いが込められています。
デザイン的にも今までに無い斬新なものなので「切り取り線のようだ」と揶揄されてしまいがちですが、「刺し子柄」を採用した意味合いを知れば納得できるでしょう。
他の国のユニフォームは、大きく変わったところは無く、基本的な色やデザインはそのままのところが多いです。しかし、年々ユニフォームの性能は格段と良くなっており、選手の疲労や動きやすさという点では、見違えるものがあります。
デザインばかりではなく、性能の方にも目を向けて頂きたいです。
ロシアワールドカップユニフォームランキング1位~10位

1位に輝いたのは、緑色を基調としたシンプルなデザインに、胸にワンポイントがあるナイジェリア代表ユニフォームでした。色鮮やかなグリーンのユニフォームと褐色の肌が見事にマッチしております。製造メーカーはナイキです。
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2位に選ばれたのはコロンビア代表のユニフォームです。ブライトイエローを基調として胸に三本線の柄をあしらっています。コロンビアのエースであるハメス・ロドリゲス選手もこちらのユニフォームがお気に入りです。アディダス製になります。
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3位に選ばれたのはベルギー代表のユニフォームです。赤い柄に胸の中央にあしらわれた王冠のデザインが、強さを表しています。世界各国で活躍するスター選手が多いベルギー代表のユニフォームは、気品に満ちています。
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日本代表のユニフォームは4位を獲得しました。ネットでは、ハッキリ言って評判が悪かったのですが、世界的な視点では評判が良いようです。サムライブルーが世界のサッカーにどれだけ食い込めるか見ものです。
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スペイン代表のユニフォームは5位にランクインしました。やはりスペインと言えば情熱的な赤いユニフォームが似合います。不沈艦・無敵艦隊などと言われていますが、ワールドカップでは中々上位に進む事が出来ません。今回のワールドカップではどの様な戦いを見せてくれるのでしょうか。
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6位に選ばれたのは、ペルー代表のユニフォームになります。ホワイトの下地に真っ赤なタスキ柄がデザインされています。ユニフォームのメーカーは現在アンブロと契約していますが、2018年からはマラトンに変更になります。ワールドカップ最終予選では一番最後に出場を決めただけに本大会でも、底力を見せてくれるでしょう。
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前回大会覇者のドイツは7位という順位でした。伝統的な白を基調としたシンプルなデザインですが、胸のデザインは微妙に変わっています。しかし目立つのは、ワールドカップのディフェンディング・チャンピオンにしか付ける事が許されないバッジが付けられている事です。
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サッカーの母国であるイングランド代表のユニフォームは8位にとどまりました。こちらも白を基調としたシンプルなデザインで清潔感を感じます。胸のエンブレムにセントジョージの十字が入っているのがポイントです。
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サッカー王国ブラジルのユニフォームは9位にランクインです。やはりブラジル代表といったら黄色いユニフォームが定番です。ブラジルのサッカー少年たちは、こちらの黄色いユニフォームを着てセレソンとして戦う事を目標としています。
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10位は北欧のブラジルと恐れられている強豪のクロアチア代表がランクインです。クロアチアといえば白地に赤いチェッカー柄が定番となっています。最新のユニフォームでは、チェッカー柄が大きくなったのが特徴です。ナイキが製造元となっております。クロアチアと言えば何といってもレアルマドリードのモドリッチ選手が見物で、ワールドカップではどのような働きをするのか楽しみです。
ロシアワールドカップユニフォームランキング10位~20位
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11位にはエジプト代表がランクインしました。シンプルな赤いユニフォームと思いきやよく見るとチェック柄が入っているのがお分かり頂けます。エジプトといいますと砂漠とピラミッドとサッカーのイメージは薄いですが、fifaランクで言えば日本よりも上の存在ですのであなどれません。
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12位につけたのはアルゼンチン代表のユニフォームです。アルゼンチン代表といったら、やはりホワイトとスカイブルーのストライプ柄が定番です。かつてのマラドーナ選手もこちらのユニフォームを着てワールドカップで戦い優勝できました。メッシ選手はロシアワールドカップはどう戦うのかが見物です。
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スアレス選手擁するウルグアイ代表ユニフォームは、13位です。スカイブルー一色で統一された、爽やかな色合いが特徴です。こちらのユニフォームはプーマが製造元となっております。やはりウルグアイ代表は、スカイブルーが似合います。
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14位はメキシコ代表です。カラーは深めの緑(ダークグリーン)を採用しています。肩の三本線がアクセントとなっています。メキシコの選手は、体格的に日本人と変わらないにもかかわらず、fifaランクは上位に付けている強豪です。スピードとテクニックを兼ね備えた手ごわいチームです。
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15位にはスウェーデン代表がランクインしました。薄いイエローをベースとして脇には3本のラインがデザインされています。スウェーデン代表といえば、イブラヒモビッチ選手が有名ですがロシアワールドカップには出場しないので残念です。
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16位はスイス代表のユニフォームです。国旗の色と同じ赤がベースとなっておりますが、3段階のグラデーションでデザインされています。スイスも突出した選手は少ないものの、ダークホース的な存在であなどれません。
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17位はポルトガル代表のユニフォームになります。ロシアワールドカップでは、ユニフォームのカラーが一新されるのではないか?と噂されていましたが、変更は無く伝統的な深めの赤色で落ち着きました。
ポルトガル代表と言えば何といってもクリスチュアーノロナウドです。サッカー選手の最高の栄誉であるバロンドールを何度も獲得しているサッカー界のスターですが、代表では所属のレアルマドリード程の実績は出せていないのが現状です。今回はどうなるのでしょうか。
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18位にはフランス代表のユニフォームが選ばれました。フランス代表は、伝統的に青いユニフォームを継承しているのですが、今回のユニフォームは、かなり濃いめの青色を採用しています。袖部分がグラデーションになっているのも見逃せないポイントの一つです。
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今回の開催国のロシアのユニフォームが19位にランクインです。赤がベースとなっていますが、Vネックになっているところと両腕のところに白いラインが入っているのが特徴になっています。今大会ではfifaランク最下位となっていますが、開催国の意地を見せて頂きたいです。

20位に選ばれたのはモロッコ代表のユニフォームです。シンプルなあずき色の生地に緑のラインがデザインされています。アフリカ代表らしく身体能力の凄さを見せて頂きたいです。
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まとめ
全体的に見ますと、赤をベースにしているチームが圧倒的に多いのが分かります。赤という色は興奮や燃えるという意味合いでは、ユニフォームに合っているのかもしれません。
ユニフォームのメーカーではアディダスと契約している国が多く、次いでナイキやプーマといったところが目立ちます。
ユニフォームの基本的な色やデザインは変えない所が多い背景には、自国の国旗がモチーフになっていたり、今までの伝統を受けつぐという意味合いがある為に、多少の変更はあるものの大幅にデザインを変えたり、色を全く違うものに変えたりといった事はしないようです。
しかし、デザインは変わらなくても性能は向上していますので、ユニフォーム進化は選手のプレイにも好影響が出ます。
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